I期 |
散在性の1~2㎜の内膜症小斑点を骨盤内に見る。 |
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II期 |
仙骨子宮靱帯、広靱帯、子宮頸部、卵巣が一緒に。 又は別々に固着し、圧痛、硬結を生じ、軽度に腫大している。 私はⅢ期に限りなく近いⅡ期でした。 |
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III期 |
Ⅱ期と同じだが、少なくとも卵巣が正常の2倍以上に腫大している。 |
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IV期 |
広範囲に及び、骨盤内臓器は内診ではっきりと区別出来ない。 |
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ステージ |
ポイント |
病変 |
診断法 |
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第Ⅰ |
1~5 |
腹膜病変 |
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腹腔鏡検査 |
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第Ⅱ |
6~15 |
チョコレート |
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画像診断 |
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第Ⅲ |
16~40 |
ダグラス窩 |
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膣直腸診 |
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第Ⅳ |
それ以上 |
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婦人科受診前に |
・月経周期 |
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検査 |
内診 |
子宮や卵巣等の状態を、触れることで診察。 |
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超音波 |
子宮や卵巣は、膣の中に入れて見る超音波(経膣超音波)でより鮮明に見える為、超音波検査が行われる。 |
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血液検査 |
腫瘍マーカーの一つ。 |
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腹腔鏡検査 |
子宮内膜症の確定診断の一つ。 |
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1 |
鎮静薬の投与。 |
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2 |
全身麻酔。 |
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3 |
腹腔鏡(カメラ)、手術用器具(直径3~10㎜)を入れる為、お臍の下と下腹部の2~3カ所を切る。 |
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4 |
子宮を操作する器具を膣から入れる場合もある。 |
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5 |
お腹の中を見やすくするため、無害な炭酸ガスを入れ、お腹を膨らます。 |
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6 |
検査。中の様子を見る。顕微鏡検査の為、一部を採取。 |
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7 |
終了後、出血していないことを確認してから器具を抜き取り、ガスを抜き、お腹の傷を縫合。 |
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治療法 |
腫瘍等の病巣が認められても、それほど大きくなく症状も軽い場合は、特に治療はせずにそのまま様子を見る。 |
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・痛みに有効 |
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点鼻薬 |
・スプレキュア |
4~6ヶ月間、1日2~3回点鼻する。 |
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皮下注射 |
・リュープリン |
6ヶ月間を1サイクルとし、4週間に1度、病院で皮下注射する。 |
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錠剤 |
・ボンゾール |
4~6ヶ月間、1日200~400㎎の錠剤を飲む。 |
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錠剤 |
・中用量ピル |
3週間、1日1~2錠飲み、1週間休む、を繰り返す。 |
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小さい病巣を電気やレーザーで焼く、卵巣チョコレート嚢胞を摘出する、癒着を剥離する、痛みの神経を切断する等。 |
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子宮と片方の卵巣を取る。 |
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子宮・卵巣の全てを摘出する。 |
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腹腔鏡検査とやり方は同じ。 |
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お腹を10~15㎝切って手術を行う。 |
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新しい治療法。 |
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※子宮内膜症性卵巣嚢胞 |
(通称チョコレート嚢胞) |