体 験 談
みのりんさんの場合 (腹腔鏡手術)
私は現在25歳です。
発病はいつなのかはっきりはしませんが、子宮内膜症の疑いがもたれたのは今から3年前になります。
以前は、生理痛はそれほどひどくはありませんでした。
学生時代は生理中だろうと平気で部活動(運動部)に精を出していました。
しかし、社会に出たころから「どうも、最近生理中調子が悪い」と感じるようになりました。
まあその程度ですから、それでも大したことはないといえばそうなのですが、学生時代、「生理が重い」といっていた友人たちが訴えていた頭痛腹痛微熱にくわえ、腰痛、排便痛などが年々ひどくなってきました。
そして3年前、生理が終わって少ししたころだったと思いますが、突然の激痛。
当時はストレスから胃腸も壊しており、そちらの方で入院したのですが、看護婦さんから「婦人科の方もいったほうがいい」といわれ、婦人科デビュー。
それまで生理にはなんの問題もなかった(腰痛等はそう悩むほどのものではないと思っていた)ため、婦人科に踏み込むのは大変勇気がいりました。
結果、診断は子宮内膜症、卵巣に血がたまっている、腸に癒着している。いわゆる、チョコレート嚢腫というやつでした。
でもそのころは卵巣の腫瘍も小さく、治療が必要な程ではないといわれ、保留。腸炎の治療だけを続けていました。
でも今思うに、最初の激痛も多分、卵巣の方の炎症だったと思われます。
しかしその後、腸炎がだいたいよくなってからも激痛に見舞われること数回、入院3回。
2回目以降ははっきり卵巣の腫瘍による炎症と診断されました。
生理痛もどんどんひどくなり、たまに仕事を休んでしまうくらいになりました。
今年の9月、4度目の入院の際、
「6センチ。そろそろとった方がイイかも。どうする?」
と軽く言われました。
本当に軽く言われたので、一瞬、手術はしてもしなくてもいいのか、と思ったくらいなのですが、よくよく聴いてみると放っといても腫瘍は小さくならないし、育つ一方だという。お医者様としては、患者自身の判断に任せるためにそういう言い方をするのでしょうが、手術は誰だってしたくはないのだから、「した方がいい」とハッキリ言ってほしかったと思います(-_-;)。
お医者さんの言い回しには注意しましょうという話。
そんなわけで、今年11月に手術。
この2ヶ月で何があったのか、最終的には10センチにまで育ってしまっており、ギリギリ腹腔鏡手術で摘出しました。
お臍のところから内視鏡を入れるので、お臍の辺りまで達する程に腫瘍が大きくなってしまうと開腹手術になるのだそうです。
腰痛や排便痛からも想像されていたことでしたが、腸や骨盤との癒着が思ったよりひどく、これも開腹になるかどうかの瀬戸際だったとか。
2時間半といわれていた手術時間は、結局4時間に渡りました。
手術の結果、やはり子宮内膜症と確定され、次の生理後から疑似閉経の薬を使って治療を開始するそうです。
これからが治療本番ということで、不安はありますが、年1回以上到来していた激痛から解放されたと思うと、今はスッキリした気分です(^^)。
さて、ここまでが私の病気発覚から手術までの経緯でしたが、ここからは管理人さんの診察日記との相違点を少々(笑)。
私の病気を知った姉が、こちらのサイトを探し当て、管理人さんの診察日記を全部プリントアウトして入院先に持ってきてくれたのが、今年9月の入院時。
「読みやすいし、お前と似たカンジの症状だったから」
と持ってきたそれは、本当に分かりやすくためになるものでした(さらに笑いもあったのはいうまでもありませんが)。
そして自分が手術することになってびっくり、まるっきり管理人さんと同じ手術!これはいいマニュアルになると、手術にもそれを持って臨みました。
逐一それと自分が受けた処置をくらべてみると、やはり同じ手術でも病院によって多少違いがあることが判明。2、3あげてみたいと思います。
まず、コレは何のためかは分かりませんが、手術前の入院が無駄に1日長かった。
身体を休ませるためとか、何か意味はあるのでしょうが、なんの処置もなくベッドに転がされた1日は結構苦痛でした(笑)。
腸のお掃除は、下剤と浣腸で1回づつ。手術前日の夜に下剤をのみ、それが効いた朝4時にトイレに駆け込み、やっと治まったころに追い討ちで浣腸。数年前の腸炎の時の苦しみが蘇った気がしました(-_-;)。
あと、これが一番の違いでしたが、この病院では手術後寝たきりになった際に起こりやすい血栓症(「エコノミークラス症候群」といわれるアレです)を防止するために、少しでも早く自分で動くように指導されます。
そのため、術後の痛みをやわらげるため背中(脊髄?)から麻酔のチューブを入れるのだそうです。
私は残念ながら、先生の腕のせいか私の骨のせいか、そのチューブが入らず点滴と飲み薬で代用されてしまいましたが、その麻酔が入ると大分楽なのだそうです。
さらに、その麻酔でもどうにもならない手術直後のために、「弾性ストッキング」というものを履かされました。白いタイツみたいなもので、それを履いた姿はけっこうおマヌケで人様にはお目にかけたくない気がします(笑)。
そしてそうやって動かせるためか、点滴は術後2日で終了。あとは飲み薬でした。
あとこれは病院の差ではなく個人差の話。
麻酔の副作用か、術後は管理人さんのように吐き気に見舞われる方や、頭痛がひどい方がいるそうですが、私はどちらにもなりませんでした。
副作用といえばちょっとだけ、唇に麻痺が残っていたくらいでしょうか。
人口呼吸器を入れた時についたのではと思われる傷が口の中にあったので、そのせいもあるかも知れませんが、歯医者さんで麻酔を打たれた時のような状態が1週間くらい続きました。
まあこのような違いはあれど、流れはほとんど管理人さんの日記と同じでした。
私があの診察日記を心の支えにしたように、これから手術を受ける方の心構えに少しでもお手伝いができたら嬉しく思います。
そしてこれは、お金の話ですが、この数回の入院でかなりお世話になったのは生命保険。
もともと生命保険会社の社員だった私は、自分の保険はスペシャル(でも保険料は結構手ごろv)に設計していたので、病気を知らなかったころから「お産あたりで使うかもしれない」と女性専用特約もつけていたのですが、それが今回は功を奏しました。
若い女性に死亡保険金はそう大きくいりません。
生きているうちに使えるこういった特約は、死亡保険金額を削ってでもつけておくのが利口と感じました。
病気が発覚して治療を進めてしまってからだと保険は入りにくくなります。
もしまだそこまでいってない場合は、自分の保険を見直してみるのもいいかも知れません。
発病はいつなのかはっきりはしませんが、子宮内膜症の疑いがもたれたのは今から3年前になります。
以前は、生理痛はそれほどひどくはありませんでした。
学生時代は生理中だろうと平気で部活動(運動部)に精を出していました。
しかし、社会に出たころから「どうも、最近生理中調子が悪い」と感じるようになりました。
まあその程度ですから、それでも大したことはないといえばそうなのですが、学生時代、「生理が重い」といっていた友人たちが訴えていた頭痛腹痛微熱にくわえ、腰痛、排便痛などが年々ひどくなってきました。
そして3年前、生理が終わって少ししたころだったと思いますが、突然の激痛。
当時はストレスから胃腸も壊しており、そちらの方で入院したのですが、看護婦さんから「婦人科の方もいったほうがいい」といわれ、婦人科デビュー。
それまで生理にはなんの問題もなかった(腰痛等はそう悩むほどのものではないと思っていた)ため、婦人科に踏み込むのは大変勇気がいりました。
結果、診断は子宮内膜症、卵巣に血がたまっている、腸に癒着している。いわゆる、チョコレート嚢腫というやつでした。
でもそのころは卵巣の腫瘍も小さく、治療が必要な程ではないといわれ、保留。腸炎の治療だけを続けていました。
でも今思うに、最初の激痛も多分、卵巣の方の炎症だったと思われます。
しかしその後、腸炎がだいたいよくなってからも激痛に見舞われること数回、入院3回。
2回目以降ははっきり卵巣の腫瘍による炎症と診断されました。
生理痛もどんどんひどくなり、たまに仕事を休んでしまうくらいになりました。
今年の9月、4度目の入院の際、
「6センチ。そろそろとった方がイイかも。どうする?」
と軽く言われました。
本当に軽く言われたので、一瞬、手術はしてもしなくてもいいのか、と思ったくらいなのですが、よくよく聴いてみると放っといても腫瘍は小さくならないし、育つ一方だという。お医者様としては、患者自身の判断に任せるためにそういう言い方をするのでしょうが、手術は誰だってしたくはないのだから、「した方がいい」とハッキリ言ってほしかったと思います(-_-;)。
お医者さんの言い回しには注意しましょうという話。
そんなわけで、今年11月に手術。
この2ヶ月で何があったのか、最終的には10センチにまで育ってしまっており、ギリギリ腹腔鏡手術で摘出しました。
お臍のところから内視鏡を入れるので、お臍の辺りまで達する程に腫瘍が大きくなってしまうと開腹手術になるのだそうです。
腰痛や排便痛からも想像されていたことでしたが、腸や骨盤との癒着が思ったよりひどく、これも開腹になるかどうかの瀬戸際だったとか。
2時間半といわれていた手術時間は、結局4時間に渡りました。
手術の結果、やはり子宮内膜症と確定され、次の生理後から疑似閉経の薬を使って治療を開始するそうです。
これからが治療本番ということで、不安はありますが、年1回以上到来していた激痛から解放されたと思うと、今はスッキリした気分です(^^)。
さて、ここまでが私の病気発覚から手術までの経緯でしたが、ここからは管理人さんの診察日記との相違点を少々(笑)。
私の病気を知った姉が、こちらのサイトを探し当て、管理人さんの診察日記を全部プリントアウトして入院先に持ってきてくれたのが、今年9月の入院時。
「読みやすいし、お前と似たカンジの症状だったから」
と持ってきたそれは、本当に分かりやすくためになるものでした(さらに笑いもあったのはいうまでもありませんが)。
そして自分が手術することになってびっくり、まるっきり管理人さんと同じ手術!これはいいマニュアルになると、手術にもそれを持って臨みました。
逐一それと自分が受けた処置をくらべてみると、やはり同じ手術でも病院によって多少違いがあることが判明。2、3あげてみたいと思います。
まず、コレは何のためかは分かりませんが、手術前の入院が無駄に1日長かった。
身体を休ませるためとか、何か意味はあるのでしょうが、なんの処置もなくベッドに転がされた1日は結構苦痛でした(笑)。
腸のお掃除は、下剤と浣腸で1回づつ。手術前日の夜に下剤をのみ、それが効いた朝4時にトイレに駆け込み、やっと治まったころに追い討ちで浣腸。数年前の腸炎の時の苦しみが蘇った気がしました(-_-;)。
あと、これが一番の違いでしたが、この病院では手術後寝たきりになった際に起こりやすい血栓症(「エコノミークラス症候群」といわれるアレです)を防止するために、少しでも早く自分で動くように指導されます。
そのため、術後の痛みをやわらげるため背中(脊髄?)から麻酔のチューブを入れるのだそうです。
私は残念ながら、先生の腕のせいか私の骨のせいか、そのチューブが入らず点滴と飲み薬で代用されてしまいましたが、その麻酔が入ると大分楽なのだそうです。
さらに、その麻酔でもどうにもならない手術直後のために、「弾性ストッキング」というものを履かされました。白いタイツみたいなもので、それを履いた姿はけっこうおマヌケで人様にはお目にかけたくない気がします(笑)。
そしてそうやって動かせるためか、点滴は術後2日で終了。あとは飲み薬でした。
あとこれは病院の差ではなく個人差の話。
麻酔の副作用か、術後は管理人さんのように吐き気に見舞われる方や、頭痛がひどい方がいるそうですが、私はどちらにもなりませんでした。
副作用といえばちょっとだけ、唇に麻痺が残っていたくらいでしょうか。
人口呼吸器を入れた時についたのではと思われる傷が口の中にあったので、そのせいもあるかも知れませんが、歯医者さんで麻酔を打たれた時のような状態が1週間くらい続きました。
まあこのような違いはあれど、流れはほとんど管理人さんの日記と同じでした。
私があの診察日記を心の支えにしたように、これから手術を受ける方の心構えに少しでもお手伝いができたら嬉しく思います。
そしてこれは、お金の話ですが、この数回の入院でかなりお世話になったのは生命保険。
もともと生命保険会社の社員だった私は、自分の保険はスペシャル(でも保険料は結構手ごろv)に設計していたので、病気を知らなかったころから「お産あたりで使うかもしれない」と女性専用特約もつけていたのですが、それが今回は功を奏しました。
若い女性に死亡保険金はそう大きくいりません。
生きているうちに使えるこういった特約は、死亡保険金額を削ってでもつけておくのが利口と感じました。
病気が発覚して治療を進めてしまってからだと保険は入りにくくなります。
もしまだそこまでいってない場合は、自分の保険を見直してみるのもいいかも知れません。
2002年掲載