体 験 談
くーさんの場合 (開腹手術)
くーといいます。
現在31歳です。
最初に症状があらわれたのは、2年前(2001年)の3月でした。
会社で仕事をしていたら、急にお腹に激痛が!
ひどい便秘のような感覚だったので、あわててトイレに駆け込みました。
でも、お腹の痛みが続くばかりでトイレの個室から動けず、1時間ほどたってやっと他の人が入ってきたので「助けて~」と呼びかけました。
ちょうど会社の前が内科&婦人科だったので、診てもらうことに。
筋肉注射をして何とか痛みがおさまり、そのときに内診をされて後日MRIを撮るように言われました。
その結果「内膜症の軽い前兆」ということで、しばらく「当帰芍薬散」を飲むことに。
3ヶ月後くらいにまた来るようにと言われましたが・・しばらく飲み続けて特に何事もなく、その後会社も引っ越してしまったので、結局病院には行かなくなってしまいました(薬もやめてしまった)。
ちなみに、このときの症状としてはひどい生理痛と、性交痛がありました。
病院に行かないとなーと思いつつ、約2年がたった今年の春ごろ。
突然、排便痛に悩まされました。
痔か?と疑ったあと、もしかしたら内膜症が・・と思い、前回のクリニックへ。
内診、超音波のあと再びMRI。
卵巣の腫れがひどくなってるので、手術したほうがいいかもねという診断でした。
そこで手術のできる病院を紹介してもらうことになりました。
その病院の最初の診断では「腹腔鏡手術」。
しかし、「左側の卵巣にちょっと影が見える」ということで、造影剤を使ったMRIで再度撮影。
素人目にもわかるほど、ムニュムニュとした異物が写っていました。
その結果「最悪の場合ガンかもしれない。腹腔鏡では危険なので開腹になります。
そして悪性だった場合、子宮も卵巣も取る」と言われ・・。
取りつくしまもない言い方で、かなりショックでした。
やはり臓器は残したかったし、セカンドオピニオン&もう少し話し合いのできるような病院を・・ということで2つの病院をまわりました。
1つめは、「あなたの年齢と、未婚ということを考えると、残すのが一般的。でもウチでは、手術中に病理にまわすシステムがないので、受けられません」との返事。
ここは、受け答えや内診がとても乱暴な印象でした。
そして2つめの病院で、「できるだけ子宮や卵巣は残しましょう」と言ってもらえました。
もちろん、開腹してどうにもならなければ摘出ということでしたが・・。
はっきりと事実を伝えつつ、こちらの話をしっかり聞いてくれる先生たちだったので、信頼しようと思えました。
そして、1週間後に手術。
背中に麻酔を打つときは痛い、と聞いていたけど、思ったほどではありませんでした。
筋肉注射などのほうがよっぽど痛いと思う。
眠くなりますよ~と言われ、はーい、と答えてるうちに寝ていました。
手術は、約2時間半でした。
結果は、左側の卵巣に6×7cmほどの腫瘍。
ボールのようにごろんとした大きな塊を見せられたとき、母親と彼は「あー、結局卵巣を取っちゃったんだ」とクラクラしたそうです(笑)。
右側に、もう少し小さめの腫瘍。
そして何と子宮筋腫もできていて、これも取り除いてもらいました。
病理の判断としては「悪性ではないが良性とは言い切れない」。
その後も観察を続ける必要はあるということでしたが、子宮も卵巣も無事でした。
腸への癒着も心配されていたのですが、それも大丈夫でした。
手術後、目が覚めるとやはり痛かったので、痛み止めの座薬を入れてもらいました。
急に楽になったので、看護婦さんに「本読んでいいですか?」と聞くほどに(さすがにそれはやめて下さいと言われた・・)。
一番つらかったのは、足にはめたポンプのようなもの。
血液の循環をよくするためだけど、「プシュッ」「シュー」と足をしめつける感覚に、寝られない寝られない・・。
でも看護婦さんがこまめに寝姿勢を変えてくれたり、水は飲めないけど小さな氷を持ってきてくれたりして、少し楽になれました。
ようやく朝を迎え、足のポンプと尿の管を外してもらいました。
そして、廊下を少し歩く・・看護婦さんには、「たいていの人は、お腹をおさえてかがむように歩くけど、まっすぐ歩いてるからすごい」と言われました。
が、急に立ち上がったためか吐きそうになる(吐くものがないので吐けなかった)。
その日の昼から流動食が出たけど、お腹が痛くて20%くらいしか食べられませんでした。
痛み止めはどんどん使っていいとのことだったので(そのぶん歩ければ歩きましょうという方針だった)、また座薬を入れてもらうとテキメンに元気に。
何度もトイレに行ったり、起き上がったりしていました。
その日の夜には食事も完食!
その後は順調で、痛み止めも不要。
本当に1日1日元気になっていく感じで、人間ってすごいと思いました。
最初のうちは、笑ったり、くしゃみしたりが、お腹にひびいてつらかったですが。
そういう時に限って、くだらないことでおかしかったりするんですよね・・。
あと、入院直前まで風邪をひいていたため、のどに痰がからんでて・・でもスプレー式ののど薬を使ったら、すっきりしました。
わずらわしい点滴も4日めまで。
だんだん傷のあたりがかゆくなったりしたけど、ぬり薬などをもらって対処しました。
ようやく入院生活にも慣れた、手術後11日目に退院しました。
入院中、生理にしては軽い?というような出血が2、3日あり。
先生によると生理はすぐ来る人もいれば、2、3ヶ月こない人もいるとのこと。
私は、このときの出血は違ったようで、結局退院後に生理がきました。
退院後、2週間の自宅療養。
そして仕事に復帰しました。
仕事を再開してから1ヶ月半になりますが、今では通常とほぼ変わりない生活をしています。
私の経験から一言!
思い当たる症状がある方はもちろん、何事もなくてもとりあえず病院に行っておきましょう!ということ。
そして、自分が信頼できる病院を選ぶこと。
症状にもよるけど、ある程度こちらの意図をくんでくれるところでないと、ずーっと不安なままだと思う。
事前に納得いくまで話し合いをしておけば、肝もすわってきますよ~。
現在31歳です。
最初に症状があらわれたのは、2年前(2001年)の3月でした。
会社で仕事をしていたら、急にお腹に激痛が!
ひどい便秘のような感覚だったので、あわててトイレに駆け込みました。
でも、お腹の痛みが続くばかりでトイレの個室から動けず、1時間ほどたってやっと他の人が入ってきたので「助けて~」と呼びかけました。
ちょうど会社の前が内科&婦人科だったので、診てもらうことに。
筋肉注射をして何とか痛みがおさまり、そのときに内診をされて後日MRIを撮るように言われました。
その結果「内膜症の軽い前兆」ということで、しばらく「当帰芍薬散」を飲むことに。
3ヶ月後くらいにまた来るようにと言われましたが・・しばらく飲み続けて特に何事もなく、その後会社も引っ越してしまったので、結局病院には行かなくなってしまいました(薬もやめてしまった)。
ちなみに、このときの症状としてはひどい生理痛と、性交痛がありました。
病院に行かないとなーと思いつつ、約2年がたった今年の春ごろ。
突然、排便痛に悩まされました。
痔か?と疑ったあと、もしかしたら内膜症が・・と思い、前回のクリニックへ。
内診、超音波のあと再びMRI。
卵巣の腫れがひどくなってるので、手術したほうがいいかもねという診断でした。
そこで手術のできる病院を紹介してもらうことになりました。
その病院の最初の診断では「腹腔鏡手術」。
しかし、「左側の卵巣にちょっと影が見える」ということで、造影剤を使ったMRIで再度撮影。
素人目にもわかるほど、ムニュムニュとした異物が写っていました。
その結果「最悪の場合ガンかもしれない。腹腔鏡では危険なので開腹になります。
そして悪性だった場合、子宮も卵巣も取る」と言われ・・。
取りつくしまもない言い方で、かなりショックでした。
やはり臓器は残したかったし、セカンドオピニオン&もう少し話し合いのできるような病院を・・ということで2つの病院をまわりました。
1つめは、「あなたの年齢と、未婚ということを考えると、残すのが一般的。でもウチでは、手術中に病理にまわすシステムがないので、受けられません」との返事。
ここは、受け答えや内診がとても乱暴な印象でした。
そして2つめの病院で、「できるだけ子宮や卵巣は残しましょう」と言ってもらえました。
もちろん、開腹してどうにもならなければ摘出ということでしたが・・。
はっきりと事実を伝えつつ、こちらの話をしっかり聞いてくれる先生たちだったので、信頼しようと思えました。
そして、1週間後に手術。
背中に麻酔を打つときは痛い、と聞いていたけど、思ったほどではありませんでした。
筋肉注射などのほうがよっぽど痛いと思う。
眠くなりますよ~と言われ、はーい、と答えてるうちに寝ていました。
手術は、約2時間半でした。
結果は、左側の卵巣に6×7cmほどの腫瘍。
ボールのようにごろんとした大きな塊を見せられたとき、母親と彼は「あー、結局卵巣を取っちゃったんだ」とクラクラしたそうです(笑)。
右側に、もう少し小さめの腫瘍。
そして何と子宮筋腫もできていて、これも取り除いてもらいました。
病理の判断としては「悪性ではないが良性とは言い切れない」。
その後も観察を続ける必要はあるということでしたが、子宮も卵巣も無事でした。
腸への癒着も心配されていたのですが、それも大丈夫でした。
手術後、目が覚めるとやはり痛かったので、痛み止めの座薬を入れてもらいました。
急に楽になったので、看護婦さんに「本読んでいいですか?」と聞くほどに(さすがにそれはやめて下さいと言われた・・)。
一番つらかったのは、足にはめたポンプのようなもの。
血液の循環をよくするためだけど、「プシュッ」「シュー」と足をしめつける感覚に、寝られない寝られない・・。
でも看護婦さんがこまめに寝姿勢を変えてくれたり、水は飲めないけど小さな氷を持ってきてくれたりして、少し楽になれました。
ようやく朝を迎え、足のポンプと尿の管を外してもらいました。
そして、廊下を少し歩く・・看護婦さんには、「たいていの人は、お腹をおさえてかがむように歩くけど、まっすぐ歩いてるからすごい」と言われました。
が、急に立ち上がったためか吐きそうになる(吐くものがないので吐けなかった)。
その日の昼から流動食が出たけど、お腹が痛くて20%くらいしか食べられませんでした。
痛み止めはどんどん使っていいとのことだったので(そのぶん歩ければ歩きましょうという方針だった)、また座薬を入れてもらうとテキメンに元気に。
何度もトイレに行ったり、起き上がったりしていました。
その日の夜には食事も完食!
その後は順調で、痛み止めも不要。
本当に1日1日元気になっていく感じで、人間ってすごいと思いました。
最初のうちは、笑ったり、くしゃみしたりが、お腹にひびいてつらかったですが。
そういう時に限って、くだらないことでおかしかったりするんですよね・・。
あと、入院直前まで風邪をひいていたため、のどに痰がからんでて・・でもスプレー式ののど薬を使ったら、すっきりしました。
わずらわしい点滴も4日めまで。
だんだん傷のあたりがかゆくなったりしたけど、ぬり薬などをもらって対処しました。
ようやく入院生活にも慣れた、手術後11日目に退院しました。
入院中、生理にしては軽い?というような出血が2、3日あり。
先生によると生理はすぐ来る人もいれば、2、3ヶ月こない人もいるとのこと。
私は、このときの出血は違ったようで、結局退院後に生理がきました。
退院後、2週間の自宅療養。
そして仕事に復帰しました。
仕事を再開してから1ヶ月半になりますが、今では通常とほぼ変わりない生活をしています。
私の経験から一言!
思い当たる症状がある方はもちろん、何事もなくてもとりあえず病院に行っておきましょう!ということ。
そして、自分が信頼できる病院を選ぶこと。
症状にもよるけど、ある程度こちらの意図をくんでくれるところでないと、ずーっと不安なままだと思う。
事前に納得いくまで話し合いをしておけば、肝もすわってきますよ~。
2003年掲載