お好み様

高野山と南紀の旅

「往復送り迎えしてくれる旅行社で日程の合う旅行!Σd( ̄▽ ̄)」

と言う母上の単純明快、ある意味大雑把な取捨選択で決まった今回の旅行は、
「世界遺産の高野山と南紀周遊3日間」の旅でございます。

今回は飛行機利用の為、最寄り駅から羽田空港まで旅行社のマイクロバスで出発。
但し、以前からご存知の方は知っての通り、バス出発は朝が早い。

9月7日(日)

搭乗11:00予定で自宅を出たのは朝6:00。
羽田到着8:00。( ̄△ ̄;)
空港集合10:00で2時間何してろ、と……。

結局の処、母上は持参した文庫本で暇潰し、私は前日の仕事疲れで爆睡しとりました。

集合時間の10:00ちょい前、に添乗員らしき人物の元へ行くと。

添乗員「あ、お二人が最後ですね! 皆様、もう既に搭乗ロビーにお入りになりました!」

と、にこやかに伝えられた。
……早ぇ……( ̄△ ̄;)

今回初めて男性の添乗員。
正直、もう良い肩書き付きじゃないかと思われるようなご年配の男性だったが、手慣れた風情が安心感あってヨシ。

私ら最後かΣ( ̄□ ̄;ノ)ノ と慌てて謝罪しながらチケットを貰う。

どちらにせよ待ち時間は同じだが、皆様とっくに搭乗券貰って中に入ってたそうな。
や、以前は添乗員が集合30分前になっても来なかったから、取り敢えず時間ちょい前で十分かね、と高を括っていたのは事実だ。

あれあれ、と少々慌てつつ(←実際全然慌てる必要ないんだが、最後だと思うと気が焦る)、搭乗ロビーに入る。

時間通り飛行機は出発、一路、伊丹空港へ。
和歌山行くのに何故に伊丹。
それは和歌山に空港が無いからさ♪
1箇所在るけどちっさい空港で、団体様はまず無理な空港なんだ♭

てな訳で関西2週間ぶり!Σd(≧▽≦)

いい加減わしがガイドした方が宜しいんじゃなかろかっ!(←局地限定)

伊丹空港に降りてからバスに乗車。

ガイド「早速で申し訳ございませんが、シートベルトの着用をお願い致します~」

後部座席もシートベルトの着用を義務づけられた為、大型観光バスも例外でなくなった。
いそいそとベルトを着ける客一同。
バスガイドも通路に立つのは禁止。
とは言え、立たずに話す訳にもいかない。

ガイド「え~、時折妙な感じで背後を見る事がありますが、お巡りさんがいないか確かめてるだけなんで、どうぞお気になさらずに~( ̄▽ ̄;)ゞ

ガイドさんも大変だ。

んでもって最初の観光地、「高松塚古墳」

有名な壁画のある場所ですな。
高松塚壁画館で復元模写を見物し、時間まで自由散策。
壁画館の裏手に古墳があると言うので、行ってみると。

工事中( ̄△ ̄;)

思い切り工事中状態Σ( ̄△ ̄∥)

最初、単なる工事現場かと思って素通りした……orz

この辺一帯は飛鳥時代の名残を留めているとかで、更に先にはキトラ古墳とかもある。
んが、時間の関係でそこまで足を伸ばせず断念。

その後は雨風に晒されてうっかり丸裸になちゃった(←どういう説明)、「石舞台古墳」

石舞台!
ウ○と加○決戦の地!(←SHファンのみ騒いで下さい)
……は、銅鐸形じゃなかった。( ̄- ̄)(←当たり前)

決闘の地(嘘)

蘇我入鹿の墓所と推定されている墳墓。
こんな巨大な石(つか岩)を使ってんので、それなりに地位の高い人物と思われているそうだ。
ま、詳細はどっかで調べれ。ゞ( ̄◇ ̄)(←人任せ)

この石舞台近くに土産物屋があるんだが、そこで古代米入りソフト(ソフトアイスクリーム)を食べてみた。

つか、わしら母娘は、観光地で必ず現地ソフトを食すので、今後もどこぞで出てきますから覚悟しとけ。

古代米入りソフト、写真撮り損ねちゃったけど、淡い茶色でお味もほんのり香ばしく、結構美味しかったです♪

その後は、延々とカーブの続く山道を、えっさほいさと(運転手が)頑張って登り続ける。
1年(365日)カーブとか言われるような、日光のいろは坂なんざ目じゃねえゼなカーブが延々と続いた先にいきなり開ける町並み。

「高野山」でございます。

そうです。
わしらの本日宿泊所は、宿坊でもある「赤松院」というお寺さんなんでございます!

今、ちょっとしたブームなんだってね。
しかしこちとら、そんなブームに乗るつもりで来た訳じゃねえのよ。
日程と交通手段で取捨選択したブツが今回の旅程だった、ちゅーだけで、宿坊に泊まりたいなんて欠片も思ってなかったのヨ。

そしてガイド&添乗員が何度も念押し。

「皆様がお泊まりになるのは、お寺でございます。ホテルのようなサービスは、一切期待してはいけません。何度も申し上げます。お寺です。宿坊です。宜しいですね? これだけ申し上げましたからもう言いませんよ? ……お寺です!(←しつこい)」

するとお仲間から質問が。

客「……コンセントはあるのかな……?」(←恐る恐る)
ガイド「流石に電気くらいは引いてあります! 山小屋じゃないですからね!」

トイレも一応水洗だって良かったね!( ̄▽ ̄;)

つか、この高野山一帯の町並みに、スーパーは疎かコンビニや警察、郵便局に学校もちゃんと在るそうです。
山の上とは言え、侮れない場所だ。

てな事で一応、旅程表見てそこそこ予想して準備してきたつもりだったんだが……。

驚きの宿坊、まず一つめ。

部屋鍵が無い。

中から掛けられる内鍵ならある。
つーても鍵穴にネジ差し込んでぐるぐる回すような、簡易な奴。
今時の若者は見た事無いんじゃなかろか。

だから貴重品は全て部屋に設置してある金庫へ、有無を言わさず仕舞うしかない。

だって食事や風呂で部屋空けても、閉められないんだも。

二つめ。

風呂以外に石鹸が無い。

トイレも洗面所も全て男女共用。
分けられてるのは風呂のみ。
殿方が用を足してる時、トイレに入るのは覚悟が要る。( ̄- ̄;)

んでもって当然、冷蔵庫なんて存在しないし、エアコンなんて以ての外。
あるのは古い扇風機1台のみ。

真夏には絶対来たくない。

山奥という立地もあって、季節柄今回はそんなに暑くなかったから良いけども。

唯一の救いは、TVがある事でした。

……うん、まあな、宿坊だからな、修行者が泊まる事前提だしな、分かってるんだけどな………………わしは絶対坊さまにはなれない。(←貴様がなれたら世も末だ)

それでも他にも団体客が来るってんで、午後5:30頃早々に到着した我々は、とっととお風呂を頂戴する。

リンスインシャンプーーとボディソープがあっただけ、めっけもんです。
フェイスタオルしかありません。
バスタオルなんて贅沢品です。
歯ブラシは粉石鹸付きの一番低価格な業務用です。

しかし強者は身近に居た。

母「歯ブラシ? 持ってきてるもーん♪ 洗顔? ボディソープで十分よΣd( ̄▽ ̄)」

風呂場では良いが朝どうすんだアンタゞ( ̄- ̄;)

結局私が持参した洗顔石鹸をぶん取りやがりました。

一応寝間着もあります。
男女無関係に作務衣です。
これはこれで動きやすいので有り難い。

お風呂を済ませ、荷物を片付けている間に夕飯の時間6:30。

当然、精進料理。

質素倹約。

……う、うん、まあ、不味くはなかった、よ……(←微妙な感想)
ただやはり量が足らないのか、男性陣はこぞってご飯のお代わりしてたがな(苦笑)
わしら母娘は、石舞台近くの土産物屋で購入していたパウンドケーキとか食っちゃってんたんで、丁度良いくらいでした。

んが、夜中近くに腹が鳴ったのはご愛敬。( ̄◇ ̄)┌

精進料理の写真撮ってたら、通りすがりの坊さまに「記念写真、て言うかここ(宿坊)来たって証拠写真、撮ったろか?」と気さくに声を掛けられた(笑)
お寺さんなんでちとびくびくしとったが、坊さまとは言え、普段は普通のおっちゃんです(苦笑)

そして母上は仰った。

母「……女の人が一人もいないのねえ
ここは寺だ母上Σ\( ̄□ ̄∥)
女性が居たらヤバいだろうが!
ご飯作って用意してくれたんも全部修行僧だよおっかさん!

母上のボケっぷりには、毎度手を焼きます。

んでもって夕飯を終えると、
もうする事がない( ̄△ ̄;)

TVもやはり電波の所為か、国営放送が綺麗に映るくらいで後の局は映りが悪く、延々とドキュメント見てました……が、母上は8:30には夢の中。
朝早かった所為もあり、私も10:30には横になりました。

んで、後で気が付いた。

せっかく持っていったワンセグゲーム機、試してみりゃ良かった!

映ったとしても結局国営放送だろうがな!( ̄▽ ̄;)

9月8日(月)

起床、5:30。

自然に目が覚めた、つか早寝しすぎ( ̄△ ̄;)

後、布団が堅くてな~。
防音なんて当然してないから、トイレとかのドア開閉音も結構響くし。
熟睡出来てないから、本日のバス移動時は爆睡決定です。

早起きしちゃったついでに、朝の説法聞きましょか、と言う事で6:30から始まるお勤めに参加(自由参加)。

高野山の歴史をさらっと流しつつ、事前に申し込んでいた方のご祈祷やら何やらの後、ご本尊やその他ご神仏様へご挨拶。

7:00朝食。
これまた精進料理。
まあ、朝からがっつり食べる方ではないから良いんだが………………す、少な……( ̄- ̄;)

質素倹約な朝飯。

後で聞いた処によると、流石のガイドさんまでもがお代わりしたそうである。
そして添乗員曰く。

添乗員「ハンバーグの夢、見ちゃいました……

気持ちは皆同じだΣd( ̄- ̄)

とっととかっ喰らい、8:00出発だが30分以上時間があるので、荷物運び出しつつお外をちら見。
昨日は結局、部屋と風呂と会食場所以外、どっこも行かなかったのでね。
バスは既にトランク開けて待っててくれたので、荷物を預けて散策開始。

辺り一面寺だらけ樹木だらけ。(←当たり前)

町並み

泊まったお寺はバスが邪魔で写真撮れなかったんで、お隣さん(苦笑)
お庭はどこも美麗でしたよ。

実は1分ほど歩いた先に、「弘法大師(空海)奥の院」表参道の入り口があるんだが、ここからだと奥の院まで歩いて30分掛かる、ってんで一番早く行ける入り口までバス移動。

専門の案内人が付き、奥の院までちょろちょろと解説してくれる。

因みに基本的には、写真撮影不可です。
尤も墓を撮ろうなんて正直思いもせんが(苦笑)、必要な場合は許可証が必要だそうな。
奥の院までは大丈夫だが、奥の院は許可証があってもダメ。

んでもって高野山は、宗教問わずの永代供養が売りである。(←語弊有り)
だからあちこちの名だたる戦国武将達の墓を、一気に網羅出来る優れ場所。(←だから)
織田も徳川も豊臣も武田も伊達も上杉も毛利も一緒くた!

ついでにシロアリ供養も出来る。(げら)

つまりここに来れば墓参りが一遍で済むのだ!(←そう言う問題でも)

そんな武将達の骨が、本当に埋まってんのか? とお疑いのアナタ。

骨でなくても良いんだって。

爪とか髪の毛とか、そう言うのもOKなので、親族や家臣達の手で運ばれて、供養されてんだと思われます。

そして大人でも抱えきれないほどの、でっかい墓石の中身は空洞だそうな。
今はバスも通れるような立派な道があるけれど、昔は当然ンなモンは存在せず、しかも山奥って事で獣道。
そげな場所を何百トンともなろうかと言う石(つか岩)を、馬を使っても運べる訳がない。
場所によっては馬さえも通れない所もあり、人力で運んだそうである。

なので墓石の中身をくり抜いて、ある程度軽くした状態で運んだそうです。
中に何だか詰めたとか詰めないとかも話してた……と思う(←うろ覚え)

んが、腐っても(←?)石は石。
それはそれは大変な作業だったそうでございます。

そんな苦労して運び込んだ墓石は、

何のこたねえぽんぽんぽーんと積み上げただけで、
一切の支え無しΣ( ̄△ ̄∥)

今はある程度固定してるそうだが、運ぶだけで精一杯だったか。

因みに有名企業の墓もございました。
ええ、シャ○プだの麒○麦酒だの、どこぞで誰もが聞いた事のあるよな企業が墓持ってんのヨ。
U○Cなんて会社は、墓石がコーヒーカップ型だぜ(笑)
あ、この辺は写真撮っても良かったな。
ちゅーても探せば誰ぞがネットにアップしとりますんで、気が向いたら探してみれ。(←また人任せ)

そして永代供養と言う事で、自分もこちらに入りたい、と言う方も当然いらっしゃる。

んが、奥の院近くになればなるほど、
「億」単位の金が動きます。

家買うより高い墓ってどうよ?

ほんでもって到着した奥の院、弘法大師の御廟は、撮影一切厳禁。
帽子も必ず取って、入り口に当たる橋を渡る前に一礼する。

何故なら、そこに御仏がお迎えにいらして下さってるから。
んでもって帰りもお見送り下さるんで、これまた一礼して帰る。

てな事を解説されつつ、しずしずと中へ。
お寺さんは左回りと言う事で、拝礼してからぐるりと境内を回ったその先に、

地下室が待っていた。

とは言え決しておどろおどろしいモノではなく、手の平で包めるサイズの仏像のような人形や灯籠(蛍光灯入り)が整然と並び、「管理してんのネ」と言った様相。

その一角に、弘法大師入定後、数年経ってからの生きている姿を描いたと言われる絵が飾られている。
もう数百年も前の絵なもんで、殆ど消えかかってるんだが、それが今でも残ってると思うと感慨深いもんですな。

弘法大師はこの御廟地下の石室へ「入定」し、今でも「生きている」とされており、毎朝6時に食事が届けられています。
実際、その姿は即身仏となって存在しているのか、はたまた木像でもあるのか、空の空間なのかは食事を運ぶ僧侶以外知る者はいないそうです。

てな感じで厳かに御廟を後にしつつ、再びバス駐車場へ戻る道すがら、お守りはこんなんあるでよ、護摩豆腐はこの店が一番だ! とかの話も聞きつつ(苦笑)、昼食会場へ。

写真撮り忘れたΣ( ̄△ ̄∥)

梅うどん(ピンク色だった)と、椎茸の柚味噌が色んな意味で強烈でした(苦笑)
うん、でも魚食った、魚♪
動物性タンパク質がこれ程美味いもんだと思わんかった(大笑)

次は「和歌山県世界遺産センター」
熊野三山について20分のビデオを視聴し、今度は熊野三山の一つ、「熊野本宮大社」へ。

熊野大社への階段

実は熊野川の中州に社殿があったんだが、洪水で流されて山の中に移築された。

……以前から思ってたけど、中州だの山ン中だの、何でこう宗教建築は、
参拝するのにいちいち危険な場所にあるんだ……( ̄△ ̄;)

再び移動して、次は熊野三山その2、「速玉神社」

速玉大社

梛の大樹があって、その実をお守りにしている。

てな訳で。

寺社仏閣に詣でる度、お守り買いまくりヘ( ̄▽ ̄ヘ)(ノ ̄▽ ̄)ノ

だって高野山は宗教問わずだもーん♪
よく、「違う神様のお守りを隣り合わせにしとくと、神様同士が喧嘩する」って言うけど、高野山は無問題だもーん♭

実際、実家では神様と仏様両方祀ってんだが、別に構わないんだってさ。

母「これで胸張って飾っとけるわねΣd( ̄▽ ̄)」

母上が晴れ晴れと宣った。

ほんでもって今日の観光は終了。

本日のお宿は、「ホテル浦島」と言って、洞窟風呂で有名なトコ……らしい。(←知らん)
真っ先に思い浮かんだのは晴海の方だが(苦笑)

ガイド「浦島と言えば、浦島太郎、そして助けた亀が有名ですが、この亀、雄か雌かご存知ですか?」

そんなの考えた事もなかった我々、当然「知らん」と首を振る。
すると。

ガイド「亀の上陸理由は、甲羅干しか産卵の為のみです。しかしこのお話の時代、甲羅干しする種類は、日本にはいなかったそうです。
 お分かりですね、つまり浦島太郎を助けた亀は、でございます。今後、浦島太郎をお子様にお話される場合は、『亀は雌』と一言、お忘れ無く(笑)」

てな訳でホテル浦島。
全部で6つの温泉があって、一つの島丸ごとホテルかいΣ( ̄□ ̄;ノ)ノ と言うよな景観。

ホテル浦島全景(多分)

何せ船で行くんだぜ。
バスの通れる道&場所が無いんだ!

「忘帰洞」と言う温泉が一番有名……らしい。(←興味無いんか)

温泉スタンプラリーがあって、3つ以上スタンプを溜めると、粗品進呈。
当然チャレンジする気満々の母娘Ψ(`▽´)Ψ

そんな母娘の意気込みを挫くようなガイドの一言。

ガイド「スタンプはお風呂の入り口にありますから、中に入らんとスタンプだけ押して来ちゃえば良いんですよゞ( ̄◇ ̄)

ちょ、おま……っ、それは良い手だ。(手の平ポン)

部屋に落ち着くと、早々に浴衣に着替えレッツゴー♪

楽園は遠かったorz

つか、オーシャンビューな造りに気合いが入ってるのか、殆どの部屋から海が眺められる。

……のは良いんだが、そんかし横に否応なく広がってんのヨ( ̄△ ̄;)
だから端っこの部屋なんて割り当てられた日にゃあアナタ(←誰)、フロントまで辿り着くのも容易でない。

増築に増築を重ねたような造りになってるので、ベテラン添乗員すら「私も迷います」と仰ったくらいだ。

しかも履き物がスリッパじゃなくて雪駄なんだよ!
凄く痛ぇ!(T△T)

次から移動する時は、やや気持ち悪くても自分の靴で移動する事に決めました。

あー、予備の靴下持ってきてて良かったー。

ほんでもって先ずはやはり有名な忘帰洞温泉へ行きましょか、と行きがてらめっけた別の温泉でガイドの言う通りスタンプだけ押して(笑)、忘帰洞へ入ってみると。

ホントに洞窟ン中Σ( ̄◇ ̄;)

そして自然保護により、ボディソープ以外は置いてないΣ( ̄□ ̄∥)

……うっかりすると、シャンプーが海に流れ出ちゃう、つーこってすか?

ボディソープは大丈夫なのかちゃんと見てこなかったが、大丈夫な洗剤なんだろな、多分。

確かにね、波の音がすぐ真横に聞こえんの。
ちょいと柵から身を乗り出すと、目の前が波打ち際なのヨ。

てな訳で、今後このホテルに泊まる方へ(居るか知らんが)。

忘帰洞に行く前に、別の温泉で全身洗っとけ。

他の温泉は全部揃ってっから、身綺麗にしてから、忘帰洞へは「温泉へ浸かりに行く」程度のつもりで行くとよござんす。

そんなで洗った気がしない母娘、梯子温泉決行。
結局「スタンプ押しただけ」な温泉にも入って、サッパリしてきました。

夕飯はバイキング。

「肉、肉っ」と五月蠅い龍の字、お寿司は当然の事ながら、チキンカレーのチキンだけ攫ってきたりと肉三昧ヘ( ̄▽ ̄ヘ)(ノ ̄▽ ̄)ノ

お肉は素晴らしい食材だと思います(断言)

何だかんだ言いつつも歩き通しだった本日、母上はまたしても爆睡姿勢。
9:30頃寝たな~、と横目に見ながらTVでやってた某2時間ドラマを見ていると、もそもそと起き出してこう言った。

母「……何のドラマ……?」(←2時間ドラマ好きなので見たい)
龍「この期に及んで見る気かい( ̄△ ̄;)

結局10分後に潰れた。
今見たって、どうせ再放送の頃には全部綺麗さっぱり忘れてんだから、素直に寝とけゞ( ̄- ̄;)

処で、ホテル前の海で、夕方辺りから「とんとことんとんとんっ(太鼓の音) よいさー!」とか何とか言う掛け声と共に、10人位を乗せた数隻の小舟が出てたんだが、アレは何だったんだろう?
高校生くらいかな~?
うんたら保存会とか何かそう言うモンだったのか、夜10:00過ぎくらいまでとんとこやってた。
誰かに聞こうと思って、結局忘れてもた。

9月9日(火)

結局この日も5:30起床。
早速別のお風呂に入って、これまた通りすがりにあった風呂にも入って全部で4つ制覇。
実は残り2つは、山の上にある別館から行かねばならんくて、流石に時間切れでした。
友人とだったら行ってたかもしれんが、年寄り連れだからね、体力は私よりあるクセに気力がね(苦笑)
記念の粗品はウェットティッシュでした。

朝もバイキングで好き勝手に食べて、8:00に出発。

ゆっくり眠れた上、朝風呂もしてご機嫌な観光客を待っていたのは、
足場の悪い道だったΣ( ̄△ ̄∥)

かの有名な「熊野古道」でございます。

熊野古道

エラい歩きづらい石段を、延々と歩く。

ひたすら歩く。
どんどこ歩く。

母「何へばってんの? 歳ねえゞ( ̄◇ ̄)

毎日散歩を欠かさない年寄りに年寄り扱いされたHPマイナスの龍さんですorz


杉の巨木に囲まれた道は涼しかったが、それ以上に回りの景色を見渡す余裕もござんせん。
足場が悪いので、ひたすら足下を気にしながら進まねばならない。

母「杉花粉の人は大変ねえ

多少、息を荒げながらも、平然とかます母上の思考に乾杯( ̄▽ ̄;)

地獄の先まで続くのか、と思われた瞬間。

ガイド「はーい。私達はここでしゅーりょーっ♪」

いきなり横道が開け、バスが待ち構えていた。

龍「……終わり?」(←更に先を進む他の観光客の後ろ姿を指差しつつ)

ガイド「うん、抜け道( ̄◇ ̄)┌」(←けろりと)

はあ、やれやれ、と思ったのもつかの間。

ガイド「因みにコレは前哨戦でーす。次は400余段が待ち構えてますからねー♭ 私も気力体力があったらお付き合いしまーす」

是非わしもそうさせて頂きたい。(握り拳)

そしてバスに乗って日本三大名瀑の一つ、「那智の滝」へ。

那智の滝

上の部分が3つに分かれている、ちょいと変わった滝。
300円の拝観料を払うと、滝壺を間近で見られる。
因みにこの滝は、自然信仰のご神体でもございます。
真っ直ぐで綺麗な滝でした。

再びバスに乗ること1分で、「熊野那智大社」……の、駐車場へ。

さあ、こっから本番だ!Σd( ̄▽ ̄;)

この那智大社本殿へ向かう為には、ガイドが散々脅した400余段の階段を上っていかねばならんのだ!

ひぃひぃ言いながらも到着してみると。

母「……何か想像していたよりも楽だった……?」
龍「取り敢えず足下は舗装された階段だからな。熊野古道に比べて歩きやすかった所為じゃね?」

しかし「良い汗掻いたぜ」と言いながら肩で息するほど辛かったです。

……今回は運動不足をひしひしと感じる旅だな……。

熊野那智大社

この右奥に、「青岸渡寺」があり、更にその奥の展望する場所から、三重の塔と先程の那智の滝を一望出来る。

お寺と滝

「補陀洛(ふだらく)」と言う信仰がある。
ご存知の方もいらさると思うが、簡単に言えば坊様達が僅かな食料と水を持って、小さな船で海の向こうにあると言う極楽浄土へ行く、と言う信仰。
初めのうちは本当に信仰的な意味合いがあったらしいが、時代と共に、「ンなモン海の向こうに在る訳ねえやな」てな事で、坊様達も行くのを嫌がるようになった。

処がそれを良しとしない者達によって、若い僧侶達が無理矢理小舟に詰め込まされ、強引に流されたらしい。
体の良い生贄でもあった訳だ。

しかも行われた那智の浜は、ちょいと行くと岩礁が多く荒れた海となり、船出して数分で船が大破する事もあったらしい。

そして出てくる噂話。

無理矢理行かされた坊様達が、恨んで化けて出る、と言う……(ガクブル)

てな訳で補陀落渡海は中止になったそうである。
本当かどうか知らんが。

話変わって、お守りの事。

この熊野一帯のお寺さんで売っているお守りには、思わず「にやり」とするものがある。

それは「八咫烏」

そうです、日本サッカー協会のシンボルマークになった八咫烏がいらっしゃります。

そして並べられたお守りの中でも、横文字が描かれ、特に異彩を放つお守りの姿(苦笑)

ガイド「烏が多くて驚かれたでしょう? この烏は、神様のお遣いなんですよ~。別にゴミ漁ったり悪さしたりしませんからね~」

神の遣いがゴミ漁りしたら体裁悪かろう。ゞ( ̄- ̄;)

帰り道は行きの半分くらいで終了。
通りの土産物店を冷やかしつつ龍の字の目に止まったブツ。

郵便局前でその存在をこれでもかと主張している、記念切手シート。

パ○レイバーΣ( ̄◇ ̄;ノ)ノ
何故にパトっ?!
熊野でパトっ!?

驚愕しながら速攻でご購入。

当然、脳裏には友人カンちゃんの姿が浮かんでおりました。

記念シートだから既に持ってるかもしれんけど、絵柄が凄く綺麗だったんで自分用にしても良いやと後悔ございません(* ̄▽ ̄*)

わざわざ熊野くんだりまで来てアニメ切手買う奴。

良いんだ、本気で後悔してないΨ(`▽´)Ψ

そして次に、駐車場のある土産物通りでめっけたブツ。

梅アイスと、備長炭入りアイス



……お味は微かに炭のような感じがしましたが、まあ、美味しく頂戴出来ました。
それにしても色がなあ(苦笑)

んで、昼食の前に、ついでに通るからと、予定になかった「橋杭岩」に10分ほどお立ち寄り。

橋杭岩

海に橋を架けるように岩を置いていったが、海の神様に怒られたんで中途半端に終わった、と言う伝説がある。

そして昼食場所のホテルへ。

ちらし寿司
魚、魚っ♪

午後は二手に分かれる。

一つは本来のコース内にある、「泉都めぐり」
海岸沿いを廻るコースです。

それとは別に、もう一つ。
こちらはオプションで別料金なんだが、「白浜アドベンチャーワールド」と言う、パンダが見られる動物園・水族館・サファリ体験が出来る場所へ行ける。

母「……どうする?」
龍「別にパンダ見てもな……。つか、サファリは私にとっちゃ、お膝元(群馬サファリ)なんだが( ̄△ ̄;)」

てな訳で、せっかく和歌山まで来たし、何より海岸は海無し県に住む我々にとっては貴重なので、本来コースに参加する事に。

そしたらだ。

ガイド「えーと、始めにアドベンチャーワールドへ向かわれる方をご案内致しますね~。……お二人だけですけど
その二人「ええっ! 私達だけっΣ( ̄□ ̄;ノ)ノ

結局申し込んだのは、ご年配の母娘だけでした。

その二人だけをアドベンチャーワールドへ下ろし、他は全員で泉都めぐり(海岸線見学)へ。

ガイド「時々、『泉都めぐり』とお聞きすると勘違いされる方がいらっしゃいますが、『銭湯めぐり』じゃありませんからね~。ココまで来て何で銭湯に行かねばならんの、と仰る方がいらっしゃるんですよね~。『銭湯』じゃないですよ、『せんと』。『う』は付かないから!」

温泉入りながらこの期に及んで銭湯行ってどうするゞ( ̄- ̄;)

実はこの辺で放り出されるんかと思ってたんだが、ちゃんとバスで案内してくれました♪
まあ、9割いるしな(苦笑)

ほんでもって「三段壁」
どんな場所かと言うと、二時間ドラマの女王や帝王が最後に謎解きするよな場所。(←待て)

と言うのは冗談で(←当たり前だ)、奇岩犇めくこの一体は熊野水軍が活躍していた場所で、展望台の地下36mにある洞窟(拝観料900円)は熊野水軍の隠し洞窟だったと言われている。

三段壁

次は「千畳敷」

千畳敷
……正直言って、他の千畳敷の方が広くて迫力あったなあ。

んでもここが一躍有名になったのはね?

馬鹿者共による悪戯書きがされているからだ( ̄▽ ̄+)

と言う訳で晒してやろう。

悪戯書きの千畳敷

岩が少々柔らかめなので、堅い物で引っ掻くと簡単に傷が付いてしまう。

母「……こう言う相合い傘とかさ、カップルの名前書くのも良いけど、って良くないけど(苦笑)、後で別れたらどうすんだろね?

こげな場所(旅行記)でも晒されてっしなΨ(`▽´)Ψ

そして時間が来て、アドベンチャーワールドへお二人をお迎えに行く途中、車窓見学で「円月島(正式名称:高嶋)」

円月島

波の浸食で真ん中にぽっかり丸い穴が空いている。
それが通称の由来だそうです。

この近く(写真右横)に灯台があるんだが、その穴に旨いこと灯台入れて写真撮れた!Σd(≧▽≦)
ちまいんでココでは載せませんが、「おでかけ写真」の方に入れときます。

本当は夕陽が入ると良いみたいですね。
探せば色んな方が載っけてるんでそれはそっち見てくれ。(←また人任せ)

アドベンチャーワールドでお二人を乗せて、一路関西空港へ。

ガイド「……実は私、関空の近くに住んでるんですよね……。皆様はこの後も飛行機乗って、おうちに帰って……ええと、夜中近くになっちゃうんですかね~。そして運転手さんはこの後、白浜まで戻んなきゃなんないのよね~。ごめんなさいね~、私、皆様とお別れした30分後には自宅でひとっ風呂浴びてTV見てるワ~ゞ( ̄◇ ̄)

流暢に時折愉快話を挟みつつ話されるんで、面白かった事を全部覚えてませんが、非常に退屈しないバスの旅でした。

そして最後の挨拶でもやってくれた。

ガイド「またお会い出来ます事、楽しみにしております。ええ、大丈夫です。ワタクシ、あと30年はガイドを続けるつもりですから(←既に良い年齢)。ガイドは定年無いんですよ~、ダイジョブダイジョブ(* ̄▽ ̄*)」

添乗員もベテランだったお陰で、安心して旅が出来ました。

うん、今回の旅は、本当によく歩いた( ̄▽ ̄;)ゞ





処が。
空港から留守番の父上に電話を掛けた処、「電波が届かない場所か、電源が切れて~」と言うアナウンスが。

普段、父は家の電話には出ない。
その代わり携帯は手近に置き、特に今回のように母が旅行に出る時は、母からの連絡を受ける為、常に気に掛けている。

実際、夕べも普通に

母「何食べた~?」
父「カップラーメン」
母「私、お寿司ーΣd(≧▽≦)

と自慢しまくってたのに。

何かあったんだろうか、単に充電切れなら良いけど、と心配しても、もう私達は帰るだけ。
不安を抱えつつ11:00過ぎ、実家に戻ると。

父「……あ~? どしたの~?( ̄△ ̄)」(←寝惚け眼で出迎え)
母「どうしたのじゃないでしょう!( ̄□ ̄+) 何で電話切ってるの!」
父「……電話……?」
龍「充電切れてんじゃないの?」
父「えー? 電気(←電気じゃねえよ)入ってるよー? あ、そういや万歩計(携帯に付いてる)が使えなくて、今日の散歩、どの位歩いたか分からないんだよね~」
龍「何やって……あれ? 目の前にあるのに繋がらない……?」(←試しに掛けてみた)
父母「へ?」
龍「自分の携帯自体も使えないぞ? 何だ、この『F○MAが無いから使えない』とかどうとか(私の話に首傾げ状態の父母)……ああめんどくせえ、取説出せ、取説」

調べてみたら、F○MA(←伏せ字になってない)と言うメディアが無いと携帯の機能一切が使えないらしい。
慌ててそのメディアが入っている場所を見つけ、試しに入れ直してみると。

父「あ、繋がった( ̄▽ ̄;)ゞ 接触不良、って奴かねえ」
龍「万歩計使えなかった時点で他の機能も調べとけー!ヽ( `□´)ノ┌┛ガッΣ(ノ;´□`)ノ

何なんだこのF○MAってシステムは……。
コレ1枚で何が出来るんだか知らんが、これが異常になっただけで通話すら出来くなるのは大問題じゃねえのか?
メールだの万歩計だのが使えなくても構やせんが、通話出来なかったら万が一の時はどうするんだよ(激怒)
特に年寄りの携帯は最低限の機能が常に使えるようにしといてくれんと困るんだよ!

強盗でも入られたのかと凄い心配したじゃないかー!!!!!

真夜中にd○como(←伏せ字になってないその2)糾弾会と化する母娘。
因みに父上は寝惚け眼で、何が何だか理解し切れてない模様( ̄▽ ̄+)

今度から旅行に出る時は、父上からも電話を掛けさせるようにしようと、母娘は誓いましたとさ。

大迷惑だ、F○MA( ̄- ̄+)


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